14円案件の収益性を考える

何とか３基まで増やしたいと目論んでいるわけですが、気持ちが急ぐあまり「収益性」をおろそかにしていないか？と不安に思いました・・・。

２基目の収益性を自社のシミュレーションをもとに検証してみたいと思います。
また、シミュレーションを確認して「間違ってるやろ」とか「この項目抜けてるやろ」とかありましたら教えてください！

物件価格と内容

PCS 49.5kw
パネル 76.8kw
架台 10度
向き南南西
価格約1,270万円

価格が「約」となっているのは、電力会社への負担金が未確定だったので予測数値。先日聞いたところ「30万円ほど低く」なるようで、細かな金額を忘れたので。。。

業者さんのシミュレーション
82,000kw 1,262,800円

自社シミュレーション
78,000kw 1,201,200円

業者さんは利回り10％
私の計算だと9.4％（9.7％）

シミュレーションは上振れしたら嬉しいものだが、あまりショックは受けないように厳し目で。

1年目の売電収入が約120万円。フルローンで金利2.2％。

必要な費用
償却資産税：143,000円
土地固定資産税：50,000円
不動産取得税：70,000円
電気代：5,000円
雑費：50,000円
————-
318,000円

返済（15年）
約970,000円

1,288,000円

▲88,000円

この時点で既にマイナスになってしまいます。
※消費税還付を受けると大幅なプラスになりますが、その部分の計算は支払い消費税も関連してくるため、意図的に除外しています。

簡単に言うと初年度は「ほぼ赤字」になると思います。

ただ、2年3年と経過するにつれ不要となる税金類もありますし、CFは改善されプラスになっていくことになります。

とにかく節約できる部分は節約していくことが大切だと思います。電気代も従量電灯にすることで大幅に減少させることもできますし、遠隔監視装置もソーラーレモンなどのようなものを採用すれば安くなります。

最も効果的なのは「頭金」ですね。

やはり10％以上の資金を初期に投入すべきだと思います。後のCFは大きく改善しますし、利息もその分減少します。

もちろん、逆の発想もあり。20年ローンで手残りを多くすることも。私の場合はそこまでせず、16年目からのボーナス狙いのままです。

ちなみに、私の場合は1000万円を超える部分を現金で入れるようにしています。それだと年間約78万円の返済（元利均等）となりますので、予定では何とかプラスになるということです。

とにかくシミュレーションをやってください。
それが一番重要だと思います。まずは自身でシミュレーションして売電がどれくらいか確認し、業者さんのシミュレーションはあてにしないことです。

業者さんのシミュレーションが「駄目」なわけではありませんが、万一下振れした場合に相手を恨んで生きていくことになりかねませんからねw