低圧の発電所で500坪以内であれば、ちょこちょこと5L、10Lの噴霧器を使って除草剤を散布できますし、必要な「水」も家から持っていけばいい。
だけど1000坪とかになってくると、使用する水の量も増えます。そんなに水をポリタンクに入れて現場に向かうことができません。
今までは、基本「刈払機」での除草を行い、冬の間に「葛」をつぶせるだけつぶす。気になるところは念の為に除草剤を散布する。そんなやり方でした。
しかし、年々体がしんどくなる。除草作業に関わるメンバーも年を重ねるwww
少しでも労働を軽減しながら、経費的な部分も減少させたい。一番大きな経費は作業工賃(人件費)になります。
ネットで検索していると先人の方たちが「農業用のタンク」を活用して水を貯めています。これがどれくらいの力を持つのか私も分かりません。現状で請け負っている発電所のうち1箇所は「粒剤」を使っての管理が現実的になってきています。
ただし除草剤の費用も必要になる。まあまあ高いですからね。
そこで1500坪くらいを作業しなければならない発電所に「タンク」を設置し、来年より「除草剤管理」を実施してみることにしました!
計画はこう
・3月から月に1回グリホ系の除草剤を散布する。
・散布量は50-60倍で250-300L(これで足りるかどうか分からない)
・動力噴霧機を採用
・300Lタンクで直接除草剤を希釈して散布する
・1回の経費は3万円程度になる(年間24万円)
※除草剤5千円、人件費2万円、他雑費
※必要であれば秋以降に除草作業を実施
この発電所は京丹波町で粒剤で管理実験をしている発電所の近くです。1つは粒剤、1つは液体でどこまでできるのかやってみることにします。
懸念事項として最も気になるのは「水が貯まるのか」ってところ。
今年の8月みたいな状態だと水不足になってしまうでしょう。その部分を補うことができるか、また水があることで「虫」がわいたりしないのかどうか。蚊の幼虫とかですね。それもやってみないと分からない。
とりあえず、設置したので水の貯まり具合を時々確認しに行くつもりです。雨樋もまだ伸ばせるようにしていますので、予想より貯まりにくければ延長させる予定です。
コメント