防草シートで対応したらどれくらい必要なのか

メンテナンスメニュー
DSC_2069

除草作業をやっていますが、防草シートを貼ればどうなのか。
実際に発電所を見ていると、防草シートにも種類があるし貼り方にもパターンが存在していますよね。

ピンキリの防草シート

まさに物によって全く値段が変ってくるのも防草シート。
除草作業をしているとことは、防草シートを敷いた上に砕石を転圧してあるような感じ。転圧はしていない可能性も否定できませんが、まあまあの硬さが出ています。

しかしながら、防草シートの意味があるのか?と思うほどに草まみれになっています。。。

ザバーン240Gとかだと、2メートル×30メートルでも25000円くらいはします。
取引のある除草剤会社の取扱品で2メートル×50メートルで25000円くらい。

逆に数千円で購入できるようなものもamazonなどでは販売されていますね。

何が違うか詳しくはメーカーさんへお尋ねいただければと思いますが、大きくは「耐用年数」だと思われます。あとは「密度」でしょうか。

正直分からないですもんねwww 耐用年数なんて保証があるわけではないでしょうし・・・。

どれくらいの費用が必要か

では簡単に耐用年数10年の除草剤の会社さんのおすすめシートにしてみましょう。

広さは、基本的な1000㎡程度で。完全な長方形。

2×50メートルなので、1本で100㎡。
1000㎡だと10本だけど、重ねる部分があるので11本。

この時点で27.5万円

固定釘が20本で1000円。
20×50メートルで1メートル間隔で打っていくとしたら、ざっと計算して1000本でしょうか。
これで5万円

シート同士を貼り合わせのテープ
10メートル800円だと相当安い感じですが、これを使用するとして50メートルが10回で500メートル分
これで4万円

本来は固定釘部分にもテープが必要ですが、そこは無視します。

合計で約36.5万くらい。まあざっくり消費税なども考えて40万円ってとこでしょうか。

施工費はDIYでやるので0円だとしたらの話。

実際に1000㎡も自分で貼れるのか

答えは「貼れます」です。
しかし、相当時間が必要になると思います。

1000㎡が何もない土地ならば、まだ楽かもしれませんが実際には発電設備がありますので、その架台の足を切り込みを入れて加工しながら進んで行くのは容易ではないでしょう。

太陽光発電ムラさんで見ますと

部材費:830円/平米〜
(消費税・送料・施工費別)

施工依託費:730円/平米〜
(消費税・諸経費別)

上記のように記載されております。プロにお願いした場合、値引きがあるかどうかは置いておいて普通に計算すると150万以上かかるということになります。(材料費込)

もしも自力で貼るのであれば、相当な覚悟を持って挑む必要があることを理解しておく必要がありますね。

全部貼る必要があるのか?

この部分に関しては個人的には「全部」貼りたいと思うタイプです。
しかしながら、費用と手間を考えると「部分的」に貼れば難易度は一気に下がりますよね。

部分的というのは、モジュール前の影響が出そうなところや、通路・PCS回りでしょうか。限定的に防草シートで守るという作戦。

見た目はあまりよろしくありませんが、効果的な方法なのではないでしょうか。
個人的には全部貼りたい派なので、影響が出そうなところを考えてみます。

一番気になるのは「シートの端」です。ようは何もしていない地面とシートを貼った境界。草刈機などで対応すると、この辺が危険な気がします。また、境界部分のシート下あたりからの雑草が出てきてめくれてしまう。あとは風。年月が経つと風が入ってめくれてしまわないかというところですかね。

まとめ

私が自分の発電所にシートを貼るならば、全体に貼ります。それが一番効果的だからです。

ただし、長く見ても10年以内に「再施工」が必要になるだろうということを念頭に置いておく必要があります。

私は今除草作業をしている発電所の多くが、防草シートを施工されているにも関わらず、雑草だらけになっている現実を見ていますので全てを信用しているわけではありません。しかし、高いシートの耐用年数が長いものであれば、それなりの効果があります。

※除草作業をしている5年以上経過の発電所は多かれ少なかれ雑草にやられています。

逆に除草作業と点検を組み合わせた「格安」のプランを作ろうと思っているところです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました