現状での問題点を洗い出すことで、自分自身の今後にも生かせるでしょうし、私と共通点のある「今から太陽光発電所を!」と思ってる方の参考になればとも思います。
結局、融資を受けられなければ発電所を購入することはできません。さらに今年度から新規の「全量売電の低圧発電所」は申請を受付られません。自分で土地を用意し、発電所を建設しよう!ということもできません。さてどうしたものか。
自分の属性を見誤らないこと
案件自体が問題なくても「無収入」「資産なし」「貯金なし」のような状態では当然融資を受けることはできません。当たり前です。
私の場合、考えてみると「自営業」という一般サラリーマンよりも厳しい属性であるということがあります。もちろん、同じ自営業の方でも普段からお付合いのある銀行があり、融資を受けたり返済をしたり、長い付き合いの中で信用が築けている場合は別かもしれません。
とはいえ、基本的に自営業というのは信頼度が低くなります。これは間違いありません。
これがどこに起因するのかというと
1.安定収入が見込めていても明日どうなるか分からない
2.節税に意識が高く、自身の所得を低く抑える傾向にある
こういう感じではないでしょうか。自営業の場合は「源泉徴収票」ではなく、確定申告書にて所得を確認することになります。サラリーマンであれば給与所得控除が大きいのですが、自営業は純粋に経費ということになりますので結構大変です。
「何でもかんでも経費にしてるんやろ?」
なんて言われますが、そんなことはできませんwww
家で使うものと業務に使用するものはきっちり線引きをしています。これをしてないと税務調査が入ったら大変なことになりますからね。(経験してますので適当なことは絶対にしません)
だとしたら「自営業はダメ?」という結論になりがちですが、そんなことはありません。自営業でも控除前所得で800万~程度あり、営業年数が長く健全経営をされ、銀行としっかりとしたお付合いがあれば大丈夫だと思います。
ちなみに私の場合、お付合いのある銀行は「太陽光やる気ゼロ」であり、今回は紹介いただいた銀行になります。控除前所得は500万弱。資産は自宅(住宅ローンは完済)のみ。とまあ、こんな感じです。
法人を設立したとしても
上記にてサラリーマンと自営業との信用度の違いを少し書きましたが、実際には営業年度1年目の法人の会社役員でもあります。会社役員と言っても給与設定をとてつもなく低くしています。実質「自営業」ですねwww
法人設立に関しては、現状の自営業が売上1,000万円未満の免税事業者になっているため、また消費税還付を受けることで、発電所の取得を加速させたいために設立をしました。
信販でもそうだと思いますが、こんな小規模法人の場合は代表者の審査=法人の審査のようなものです。個人保証をつけることも当然ですし、個人の資産を担保に差し出すこともあります。しかし、信販ならば1基目は通ります。過去に事故(いわゆるブラック)でなければ大丈夫です。サラリーマンの方も同じくですね。
法人だから融資に有利になる!ってことは、私のパターンだと全くあてはまりません。
では、自営業という属性だけが問題?それだけでは無いですね。
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