弊社管理の丹波篠山市の発電所。
昨年の除草点検時にモジュールの破損を確認しておりました。保険対応で交換を実施するとともに、遠隔監視装置もありませんので、ソーラーレモンを設置するための準備も含めて作業を実施しました。
破損モジュール
写真では分かりにくいかもしれませんが、全体にヒビが入った状態です。打痕のようなものが見えており鳥の仕業ではないかと思われます。が、モジュール自体の不良の可能性も否定できない場合もあります。(写真は1枚を撮影していますが、同じ状態のものが2枚ありました)
モジュールの取り外し
単管架台で、アングルステーで固定されています。
手順としては、
1.PCSで該当のストリングを開放
2.ストリングに電流が流れていないことを確認
3.コネクターを外す
4.固定のボルトを外す
ということで、文字にすると簡単ですけど、この低い架台の場合は下に潜り込む必要があるため姿勢が大変。車の整備工場のような気分での作業です。
モジュールの取付
本来であれば、外したところに新しいモジュールを設置すればいいのですが、新しいモジュールが旧モジュールよりも1cm横幅が大きくなっています。。。入りません。厚みも5mmほど薄くなっています。
仕方ないので、一番端のモジュールを取り外して破損モジュールの位置に設置。端が空きますので、その場所に新モジュールを設置します。
が、このアングルの穴の位置もずれるため試行錯誤を繰り返しながら何とか設置しました。
手前2枚が新しいモジュールです。
設置完了後はPCSの電源を入れソラメンテでチェックと電流値などを計測し「正常稼働」を確認しまして終了となります。
2枚ですが実質4枚分の作業をすることになり予定時間をオーバーしてしまいましたが、無事に作業が完了しました。
事故なく作業が完了し満足でしたww
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