メーカーからの使い方にも掲載されているのですが、ソラメンテを使用した電気点検の以外にも「ストリング図」の作成に使えるのです。
手順としましては、ソラメンテを計測可能な状態にしてストリングのスイッチをOFFにします。
これで、正常に電流が流れているモジュールを計測すると「ピロピロ」と音が鳴り、インジケーターが動きます。スイッチをOFFにしていますので、そのストリングに属するモジュールは反応しません。これで
どのモジュールが
どのストリングに属するか
が、判定できるというものです。
同じような方法で、クランプメーターを使用することでも可能ですが、パネル下で屈んでクランプしながら探す作業は結構辛いものです。
ソラメンテだと立った状態で判定できるのでだいぶ楽になります!
ただ、発電所のどこが1番パワコンの1番ストリングなのかが・・・。1番なので最前列かと思いきや最後列だったり、前か後ろならいいのですが真ん中だったり、とにかく発電所によって違います。いや発電所というよりは「工事した人」によってというのが正しいでしょうか。
結局、設計時に指示されたとおりに配線していたらいいのですが、そうではない場合も多々あります。
1-1、1-2・・・・と順番に行きますが、、、
例えば10直4並列で1列目が横並びに10枚の4段とかなら、1列目=PCS1、2列目=PCS2って感じで分かりやすくてつい「ここがPCS4で1-4までだろう」と計測せずに確定しそうになりますが、そういう発電所っていうのも多くなく、配置によっては「え?ここ?」みたいなこともありますwww
そんなこんなで先日もお客様の発電所のストリング図を作成いたしました。
調査も最後の方になると絞り込まれてきますので楽しくなってきます!
ストリング図作成は低圧1基25,000円+税となります。
図面はパネル配置図をご用意ください。作成後、PDFファイルにてお渡しいたします。
高圧はご相談ください。
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