今までも何度か登場してきた1.5Mの発電所。
大きく発電に影響が出てしまうのは「木」なのですが、雑草の類も侮れません。他の発電所であれば「除草剤でしょ!」と声を大にして言うところですが、ここは除草剤をそんなに使える場所が少ないのです。
まず第一に段々畑かの如く、数段に別れて発電所が作られており、その段差部分に存在する「法面」は土です。この部分に除草剤を散布したり、木を完全に伐採して殺してしまうことは望ましくないだろうという判断のため。
本来「養鶏場」跡地ですので、地面がコンクリート部分も多くて楽な除草作業のイメージがあるのですが、生え方も尋常じゃないし、木はどんどん成長するし、通路は狭く刈払機を使用する(振り回す)スペースも少ない。
まず、まっすぐ奥に進める通路を作ることからスタート
近くで撮影すると分かりますが、2メートルくらいの高さがあります。
この直線だけで約100メートルありますので、この炎天下で刈り進んで行くだけで死にかけます。この通路を軸に櫛形のように横の短い通路を刈っていきます。
刈ります
そして、横の通路の突き当りは法面になっており、その法面にモジュールがくっついてるような状態の場所も多く、草刈りといえど難易度の高い発電所です。ここだけで相当数の人件費を費やすことになります。。。
ちなみに、最後の写真の背景部分。単管架台とモジュールが見えてる手前の木は、昨年伐採しています。伐採といっても根本からではなく1メートル程度の高さで伐採し、木を生かしている状態です。今年もしっかり伸びていますのでまたチェーンソーの出番になりそうです。
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